溺愛してます!狼先輩!!!
「あのねゆー。
お願いがあるの。」


電車に揺られ数分。
さーちゃんが珍しく
少し控えめに聞いてくる。

いつも強引なのに
なにかあったのかな...?

どうしたの?の意味を込めて
少し首を傾けてみる私。


するとさーちゃんは
驚きのことをさらっと言った。



「今から隣の車両に
移動しよう?」


え...?


今さーちゃんなんて言った?



電車の中じゃ筆談は無理で
仕方がないから首を傾げて
さーちゃんに疑問をぶつける。


「あたしさー。
彼氏できたんだ!」

























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