溺愛してます!狼先輩!!!
先輩の表情が少し変わった。

そう思った時には既に遅くて。

気付けば先輩の腕の中。


なんかこんな事
前にもあった気がするんだけど。


「・・・お前
なんで誰にも言ってねぇんだよ。
そんなに俺が嫌いか?」


心なしか寂しげなその声に
ちょっと心が痛くなる。


悲しかったの...かな?

でも付き合うって別に
私に対して本気じゃないでしょ?

なのに...意味分かんない。


そう思いながらも
必死に頭を横に振る私。


なんで私こんなに
先輩に対して一生懸命なんだろ。



自分が一番意味不明だよ。




























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