溺愛してます!狼先輩!!!
優音がピアノを弾き
俺がその背中を見つめる。

そんな時間が少し流れて
俺は優音の音が
少し違うことに気付いた。

なんか、
怒ってるような感じ...





ってそりゃ怒ってるか。


やっぱ謝んないと
だめだよなぁ。


うん。


頑張って謝ろう。



そう思ったのに・・・

「おい」

俺の口から出たのは
そんな冷たい呼びかけだった。










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