溺愛してます!狼先輩!!!
「これ書いたのあんた?」


紙から顔をあげて
先輩の視線を辿ってみると
案の定さーちゃんがいた。



しかもなんかニコニコしてるし。







「あったりー!
だってこーゆーのって
一番に彼氏に
見せたいじゃないですかー。」

え...そうなの?


「そうなのか?優音。」

いや私に聞かれても...

でも確かに嬉しかったかな、
一番に見てくれた男子が先輩で。

[嬉しいですよ。]

たまには素直になるのも
いいことだよね。

「そ、そうか!!
お、俺は別に
嬉しくも悲しくもないけどな。」


...ん?
先輩もしかして...















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