女好き彼氏 or 一途年下くん ?02




「あっ!! 髪の毛に桜の花びらが 付いてるよぉ〜???」



彼女は 優しく笑いながら
俺の髪の毛を指差した。



「えっ?? どこどこ???」


俺は 髪をわさわさした。



「あはは。 全然落ちてないよ?? 仕方ない!! あたしが取ってあげよう♪」



彼女の指が 俺の髪にふれた。


―――――ドキン



ただそれだけなのに
ドキドキが 止まらなかった。




< 6 / 28 >

この作品をシェア

pagetop