天使に恋した悪魔
喋らなくなってから早いもので 2年もの時が過ぎていった。
私はというと 司がいなくても元気にやってる。
でも 簡単に諦めるなんてできないんだ。
ごめんね 司。
まだ 私好きなの。
想っているだけならいいでしょ?
まだ 司には彼女が居ないみたいだしっ。
それだけで いいやっ。
「ぉ!司ーお前彼女が出来たのかよ?」
「可愛いじゃんっ」
「ってか柊に似てね?」
その声を聞いて振り返ると司の横に私とエリカに似ている彼女を見た。
名札の色からして2年生だろうけど・・・
彼女って・・・?
お願い 司!
否定してよッ!!
「あぁ、俺の彼女。やっと巡り逢えたんだ。」
司は満面の笑みで そう答えた。
「なんだよー司って運命とか信じてんのかーっ?」
周りに居た男子がそう言ってちゃかす。
「うん。信じてる。」
司はやんわりと微笑み 彼女の頬にキスをした。
私は見ていられなくなった。
どうして司は この子と付き合ったの・・・?
「じゃ帰ろう恵璃華。」
えりか・・・?
そういう事か。
姿も名前も同じ。
絶対エリカの生まれ変わりだと思ったのね・・・。
ズキンッ
「痛ッ・・・」
ふいに頭が痛んだ。
私はというと 司がいなくても元気にやってる。
でも 簡単に諦めるなんてできないんだ。
ごめんね 司。
まだ 私好きなの。
想っているだけならいいでしょ?
まだ 司には彼女が居ないみたいだしっ。
それだけで いいやっ。
「ぉ!司ーお前彼女が出来たのかよ?」
「可愛いじゃんっ」
「ってか柊に似てね?」
その声を聞いて振り返ると司の横に私とエリカに似ている彼女を見た。
名札の色からして2年生だろうけど・・・
彼女って・・・?
お願い 司!
否定してよッ!!
「あぁ、俺の彼女。やっと巡り逢えたんだ。」
司は満面の笑みで そう答えた。
「なんだよー司って運命とか信じてんのかーっ?」
周りに居た男子がそう言ってちゃかす。
「うん。信じてる。」
司はやんわりと微笑み 彼女の頬にキスをした。
私は見ていられなくなった。
どうして司は この子と付き合ったの・・・?
「じゃ帰ろう恵璃華。」
えりか・・・?
そういう事か。
姿も名前も同じ。
絶対エリカの生まれ変わりだと思ったのね・・・。
ズキンッ
「痛ッ・・・」
ふいに頭が痛んだ。