Story


奴隷として居る時の扱いは

酷かった。

人形と言われロボットと

言われペットと言われた。

いつしか私は貴方の玩具。

そう思うようになってきた。

私は貴方の玩具。

ただ遊ばれて遊び飽きたら

ほったらかし。

お片付けもされない玩具。

心が無い人形。

いつしか私は笑う事を忘れていた。


学校では例の如く苛められ。

家では親がぐだぐだぐだぐだ

言い、唯一居場所だと

思った彼氏には奴隷と扱われ。


ぼろぼろだった。

何もかも。

母は隣の県にいる。

親父と一緒の県っていう

だけでも嫌らしい。

親父はお母さんが

居なくなるとストレスが

たまっているのか

よくぐだぐだぐだぐだ言ってくる。

犬に対しては虐待的。


親父は仕事もあり

あまり会う事はない。

お兄は毎日毎日家に彼女を

連れてきてはヤっている。

声、丸聞こえ。キモい。

妹ともあまり合わない。

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