Story
変化
あのデートした日から
智也の様子は可笑しかった。
…智也と私は"遠距離゙と
いうこともあって
基本メールか電話だ。
デートする前までは 好き と
何度も言ってくれた。
デートしたあの日から
数週間が経つ…が一度も
好き と言ってくれなくなった。
そんな ある日…
~ピロリロ♪
受信したのは画像付きメール
そのメールを見た瞬間
私の顔は強ばった。
全身が震え出す…
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受信:智也
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苺…別れよ…。
死にたい。
辛い。苦しい…。
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本文に対してもだが
…震えの一番の原因は
画像だった…。
智也の家のであろう
バスルーム…の画像だ…。
バスルーム一面が真っ赤だった。
一ヶ所から止まらず落ちてる
赤黒い液体…
真っ赤に染まった物体…。
「と…も……ゃ……?…」
真っ赤に染まった物体…
それは智也の左腕から手首
だった。
なん…で…?
震えを堪えて電話をした…
なんコールかしたけど
出なかった…。