好き過ぎて何が悪い。

「失礼しまーす」


でも返答がこない。


「誰もいねぇみてぇだな。じゃあ勝手にお邪魔して手当して帰るか」


えっ?!

じゃあこの人と二人きり?!



「いや、先生居ないみたいだし、あたしこんくらい平気だし…帰ろ??」


「はぁ〜…」

た、ため息つかれた…



「さっきも言ったろ??俺はあいつみたいなことしねぇって。安心して手当されてろっ」


わかってたんだ。

あたしがどうしてここから立ち去りたいのか…



「…優しいんだね」


「え?!別に、俺は…//」


あ。赤くなった。

かわいい…







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