好き過ぎて何が悪い。

「あー、ごめん。困らす気はなかった」


「ううん。大丈夫。実際そうだしね」


「まぁ、そうだな」


爽ちゃんは、あたしの手に湿布を貼りながら答えた。

でも超下手っぴ。

湿布と湿布がへばり付いて、ぐちゃっとなってる



「爽ちゃん。無理しなくていいよ??爽ちゃん不器用なんだね」


「う、うっせぇ!!」



また真っ赤。



「あー、話戻すけどね、あたしが爽ちゃんが1組だって知ってたのはね……

1組が体育の授業のときにサッカーしてたの。
それをあたしは授業中窓からずっと見てて、男子の中でずば抜けてうまい子を見付けたの。」



「それが…俺??」



「うんっ」





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