向日葵日和

何回言っても爽やかだと毎回思い直す。



「・・・が・・・んばります」


あ、また敬語。


思った時には遅かった。



なんでかな?

敬語になっちゃうんだよね。




「・・・・まだ敬語だし。

ま、ゆっくりでいいや。


もう、こんな時間か・・・そろそろ帰んないと。」


高口君が時計を見ながら言った。


「そうですね、ホントありがとうございました」

ペコリと頭を下げた。



こういうのはしっかりしないとね!


保健室を出ようとすると・・・
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