向日葵日和
「・・っ・・・・」
高口君はそんなあたしを見て顔を背けてしまった。
え・・・・?
そんなに・・・嫌・・・だったの・・・?
それとも、不快な気持ちにさせちゃった・・・?
もし、漫画だったらあたしの背中には『ガーン』って書いてあるだろう。
目に見えるくらいあたしは落ちこんでしまった。
・・ってヤバい・・・。
また、
泣いちゃいそう・・・・___
歯を食いしばって、
涙をこらえた。
そして、
「ごめんなさい。」
一言だけ告げて走って教室に行った。