向日葵日和

「向日葵ちゃ～ん！」


大きく手を振って向日葵ちゃんのもとへと走る。






あれから２週間がたった。





片瀬から向日葵ちゃんに呼び名が変わり向日葵ちゃんの態度も少しずつ柔らかなものへ変化していった。



「橋崎君！！」


俺を見ると微笑んむ。



コレが日課みたいになっていた。






「今日ははやいね。」

ふわりと笑いかけてくれる。




俺は、この笑顔が見たくてここに通っている。



もちろん、向日葵ちゃんへの想いは自覚した。






好きだって。




それは高口にも伝えた。そしたら、“ふーん”の一言どう思う！？


もう諦めたか・・・？


と思えるほどさっぱリしたものだった。