good-friend
初めは変に冷静で飛び越えたベランダが1階でよかった。。。なんて考えてたけど。

あの状況を思い出せば思い出すほど頭が混乱してくる。



合鍵で入ってきただろうあの女の人、

あの声とカーテン越しにチラッと見えた髪形。。。




あれは、間違いなく保健室の先生、―麻美ちゃん― だった。




「旅行を決めたい」って言ってた。。。


私と約束してたハワイ旅行・・・


何なの 一体!?


涙がとまらない。。。




靴を履いてない、私の姿を通行人達がジロジロ見ている。


誰か助けて・・・良太・・・


どうして最初に出てくる名前が親友の恋人なんだろう。

そう思うとまた、泣けてきて。

結局、文香はそのまま歩いて 家に帰った。

裏口の鍵がまだ開いていて、中に入れた。

シャワーを浴びてから、すぐ眠ったれど、眠れるはずもない。




どうして私逃げたんだろ。。。



「ハッキリさせたい。」


文香は彼に電話をした。










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