good-friend
プルルル、プルルル、



「もしもし。」


「もしもし 幸治?」


「あぁ、・・・ どうした?」


「どうした、じゃないでしょ?今日、部屋に、保健室の麻美先生が来てたでしょう?」


「・・・あ、ああ、そうだな。」


「コウジの事呼び捨てだったし、旅行行く話しもしてた。どういうことなの?私

があなたと約束してたのに。。。まさか、幸治、浮気してるの?」


「・・・」


「はっきり言ってよ!」



「・・・麻美は俺の彼女なんだ。」


「えっ??何??じゃあ、じゃあ、私は?私は何なの?」


「・・・」


「二股かけてたのね?」


「ごめん。。。」


「幸治、私の事、何度も好きだって言ってたじゃない。それなのに。。。」



「こんな事、言い訳にしか、ならないけど・・・君のことは確かに、何度も好きだとは言ったよ。けど、愛してるとはいってないだろ。」



冷たい空気が体を走った。


「・・・まさか!?私が浮気だったってこと?」



「・・・ごめん」


「最低!!あなたなんかとつきあった自分が情けない・・・」


「ごめん。」



涙がとまらない。息ができないくらい。


「もう二度と私に近づかないで!!」


精一杯の強がりを言って、




二人は終わった。


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