good-friend
「そうだ・・・文香、

色々あって、お前に言って無かったけど、、、俺、来週、退院なんだ。」


「うそ!ほんとに!?もぉ大丈夫なの?」


「おう。しばらくは、松葉杖姿だけどな。」


松葉杖でもなんでもいい。良太がそばに居てくれたら。


「私が責任もって、良太の面倒みるよ。」


「ハハ、大丈夫だよ。一人でなんでもやれっから。あ、文香これ・・・お前昨日忘れてただろ。」


良太の手には日記帳があった。


「あ~~忘れてた!良太、中、見てないでしょうね。」


「見てないよ。」


「本当?」


「う~ん。ちょっとだけ。。。」


「うっそ。。。ヤダ、見たの?良太?」


「・・・ありがとうな。俺の事、こんなに想ってくれてて・・・」


「・・・うん。。。」


「・・・文香、怒ってる。勝手に見たことは謝るよ。ごめん。」


「ほんとだよ。いつか。ちゃんと、言おうと思ってたのに。」


「えっ??」


「今度は、私から、ちゃんと、告白しようと思ってたの。良太のバカ!」


「文香・・・ありがと。」
 



次の瞬間、良太に抱き寄せられて、キスをした。すごく長い時間、キスをした。離れな

くない気持ちは同じなんだね。良太―・・・




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