good-friend
愛し合った、あの日々を、忘れないよ。
卒業式が終わって、クラスに戻った。担任の話が終わり、みんな、校庭へと駆け出す。
私は良太を目で追っていた。校舎の外で理恵が待っている。良太は彼女のもとへ
帰っていった。
「文香ちゃん、卒業おめでとう。」
誰も居なくなった教室。振り返ると、麻美ちゃんが立っていた。
「麻美ちゃん、お腹、はちきれそうだね(笑)」
「そうでしょ。もうすぐ、生まれるのよ。 はい、これ。」
「わ、花束!?いいの? かわい~~! ありがとう。」
「文香ちゃん、私、さっき、一緒に帰っていく、良太くんと理恵ちゃんを見かけたの。」
「・・・」
「あなたたち、本当に別れたの?」
「うん。。。でもね、気持ちはつながってるんだ。」
良太にもらった、小さな箱を指で撫でる。
「・・・そっか。」
「麻美ちゃん、もう、お迎えが来たみたいだよ。」
どこにいても、目立つ、幸治の真っ赤なスポーツカーが校門の前で止まった。
「あっ、ほんとだね。 文香ちゃん、またいつでも、遊びに来てね。」
「言われなくても、来るよ。(笑)」
麻美ちゃんが帰ってから、文香は良太にもらった、小箱を開ける。中には、小さなネックレスが入っていた。
シルバーで、トップレスに、LOVEの文字。
これが、良太の気持ち・・・
そっと首につけてみた。 良太を感じるよ。。。
ありがとう良太。
文香はそっと、手紙を開けた。
卒業式が終わって、クラスに戻った。担任の話が終わり、みんな、校庭へと駆け出す。
私は良太を目で追っていた。校舎の外で理恵が待っている。良太は彼女のもとへ
帰っていった。
「文香ちゃん、卒業おめでとう。」
誰も居なくなった教室。振り返ると、麻美ちゃんが立っていた。
「麻美ちゃん、お腹、はちきれそうだね(笑)」
「そうでしょ。もうすぐ、生まれるのよ。 はい、これ。」
「わ、花束!?いいの? かわい~~! ありがとう。」
「文香ちゃん、私、さっき、一緒に帰っていく、良太くんと理恵ちゃんを見かけたの。」
「・・・」
「あなたたち、本当に別れたの?」
「うん。。。でもね、気持ちはつながってるんだ。」
良太にもらった、小さな箱を指で撫でる。
「・・・そっか。」
「麻美ちゃん、もう、お迎えが来たみたいだよ。」
どこにいても、目立つ、幸治の真っ赤なスポーツカーが校門の前で止まった。
「あっ、ほんとだね。 文香ちゃん、またいつでも、遊びに来てね。」
「言われなくても、来るよ。(笑)」
麻美ちゃんが帰ってから、文香は良太にもらった、小箱を開ける。中には、小さなネックレスが入っていた。
シルバーで、トップレスに、LOVEの文字。
これが、良太の気持ち・・・
そっと首につけてみた。 良太を感じるよ。。。
ありがとう良太。
文香はそっと、手紙を開けた。