好き、好き、好き






「あの先生、大好先生?だっけ
かっこよかったね!」


そう言ったのは同じ塾の真帆。
塾からはいつも真帆と帰る


「ん〜、でもなんか
数学の先生っぽくないね」


「それは莉子の勝手な思い込み!
大好先生、若いし、イケメンだし」


「イケメンってゆうか…
小動物系?なんか顔とかさ
あらいぐまに似てない?」


「莉子、それ褒めてんのか
けなしてるのか分からない」







        …――――――

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