好き、好き、好き





「なんでいるの?」



「コーヒー飲んでた。」




嘘つけ。

缶コーヒー飲むのに
15分かかる馬鹿がどこにいる。




待っててくれたのかな。



そんな期待してもいいのかな。








「…渡邊さ、悩んだ結果がソレ?」


あたしの持ったコンビニの袋を
指差して言う。


「へ?」






< 36 / 95 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop