好き、好き、好き





「ん?」


「大丈夫?」


「大丈夫じゃねーかも」


「じゃあなんで来ちゃったの?
うつさないでよ?」







か…かわいくねぇー!




我ながらものすごく可愛くない!
ってゆうか憎たらしい!






「うん、帰って寝るわ〜…」


そう言った先生の顔は
少し寂しそうにみえた。



振り返って歩く先生の背中に


「はやくなおしてね…」


と小さく呟いた。






誰にも聞こえないぐらい
小さな声で






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