君だけの…
「奏ちゃん、僕もアド教えて欲しいな〜♪
………ダメ?」
そんなウルウルした目で見つめないでよ〜。
ワタル可愛すぎるっ!
「いいよ!送ってもらっていい?」
「やーったあ♪」
うはっ!
抱きしめたいっ!
「じゃあ俺も……」
イチヤも?なぜ?
まあいっか。ついでだし。
「うん。じゃあまとめてメールするね!」
「その中に俺は入ってるよな?」
うーん…。
「一応送ってあげるよ。
かわいそうだし」
プライベートのケータイまで、彼らが占拠するとは思ってもみなかった。