君だけの…
……まあ、いっか。
「ほら、撮るよ!」
キメるナル。
やっぱりサマになってる。
ちょっと悔しい。
パシャ
「サンキュ。早速送るわ!!
……送信!!」
あたしの鞄から、流れはじめた着うた。
しかも女の人の曲。
ヤバい!!
「あ、あはっ、なんかおんなじタイミングでメールきたわ」
「そ、そうだな。
すげえ偶然じゃん!!」
よし、まだセーフ!!
「ね!!あっ、ほらほら、みんなもう時間じゃん。
きっとスタッフ来るんじゃない?」
「そうだな。準備するか」
ナイスイチヤ!!
その後、スタッフがすぐに来て、楽屋からスタジオへ移動した。
よかったー…。
とりあえず一安心。