Secret*Luv...

*聡side*

ぷんぷんしながら
お風呂場に行った英李。

そして俺は
弟くんとふたりっきりに。

「弟くん。
彼女とか、いるの?」

「亮太でいいよ。
...彼女は、いる」

「えっ!まぢ?まぢ??
どんな子!?」

「マネージャーやってる」


すげえ、
なんか楽しい。

これが恋バナってやつか!!


「そういえば亮太、何部?」

「バスケ部」

「うん、
バスケ部って感じ。
モテるだろ?!」

「う〜ん、別に、
他のやつと一緒だけど?」


うわ、
やっぱモテるやつは
言うことが違うな...。


「てか、聡くんは、
姉ちゃんと
どういう関係なの?」

「えっ...」

う〜ん
なんて言えばいいんだろ。

「もしかして、
まぢでセフレ...?」

「え、いや、違うんだけど...
付き合ってはないよ。
俺が、一方的に片想いしてる。」

「片想い...?」

「英李には
他に好きなやつがいる。」

「そうなんだ...」


俺の話を聞いて、
しょんぼりしている亮太。

なんか...、なんか...!
すげえ英李に似てる!!


「どうしよう。
ドキドキしてきた!!」

「え!??」






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