Secret*Luv...


「...?」

なんか、
リビングが騒がしい。

お風呂場まで
声が聞こえる。

「うちとけるの、早過ぎ...」
思わずため息。


「ぎゃーっ!!」


え?何?!


亮太の叫び声が聞こえた...

きのせい?




..しばらくすると
また静かになった。


大丈夫かな、亮太。


「ふう...」


本当に
泊まるのかな、聡。

でももう、
お風呂入っちゃったしな...

彼氏でもない人
泊めちゃっていいのかな...


「あぁああ!」

一緒に寝るなんて無理!!
さっきのこともあるし、
なんか恥ずかしい...!



前は聡に対して
恥ずかしいとか
思ったことなかった。



やっぱり少しずつ、
あたしの中で
聡の存在が大きくなってるんだ。



今の関係みたいなのを、
友達以上恋人未満って
いうのかな...?



「はぁ...」



もう考えるのやめよう、
頭がパンクしそう。



.
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