Secret*Luv...


「何だよ...
お前聡の事好きなの?」


「...違っ!!」


「俺だって好きだったんだよ!!
英李がっ!!
聡よりも先に!!!」


え...?


「...仕方ねえじゃん。
俺もすきになっちゃったんだもん」


聡が、スネたように言う。



「ねえ、2人とも...
あたし達って
友達じゃなかったの..?」



恭夜が答えた。

「友達だと思ってた。
でもやっぱ無理なんだ。
男女の間に友情はない。」



男女の間に、
友情はない。



その言葉が、

やけに

あたしの胸に

突き刺さった。



もう

今までみたいには

戻れないの?



やだよ。


そんなの、


絶対にやだ。









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