Secret*Luv...


ガチャ!

「ただいまー腹減ったー」

「「!!!?」」

「.....え?」

「りょっ!りょうた!?」


まさかの弟帰宅!?


「...なにやってんの」

「や、あの...」

「ごめん!お前の姉ちゃんと
えっちなことしようとしてた!」


聡〜〜っ!!!!怒


「彼氏?
もー、よそでやれよー」

「違うから!!」


慌ててソファーから
起き上がったら、

聡が物欲しげな顔をしてた。


「てかあんた、
合宿じゃなかったの?」

「あ、俺邪魔だった?」

「そんなんじゃなくて!!」

「先生事故った。
んで、入院。そして中止」


先生、しっかり!!


「今まで病院にいたんだよね。
てか腹減った。
母ちゃんは?」


ぎくっ。


「そういえば
遅いよな、英李の母ちゃん」

ぎくっ!


「や、あの、」

「あ、同窓会の招待状
きてんじゃん。」


ぎゃーっ!


「じゃあ今日は
帰ってこねぇな〜」


ふと後ろにいる聡を見ると
満面の笑みでこちらを見ていた。


「弟くん、
俺が特製炒飯を作ってあげよう」


「まぢ!?
作って作って!腹減った!」



こいつは...
どこまで
うちの家族に
好かれるのが早いんだ!!



.
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