《完》愛さずにはいられない【ＢＬ】

　ヤツってすべて男？


　「お前なんて赤子を捻るようなもんだ…」


　利遠は鼻で笑い…腕を組み…俺を凝視。


　「////」

　確かに俺はコイツにドキドキされっぱなし…

　おまけに頬に身体に熱が帯びている…


　「……まあ～今は…せいぜい…梓遠を思え…」


　「……」


　ヤツの提案に従うしかない自分。


　同じ顔なのに…俺様で…自信過剰なヤツだった。