《完》愛さずにはいられない【BL】
 俺は利遠と一緒に自分の部屋にヤツの荷物を運び込む。


 「…いきなり…同居とは…運命だな~」


 「う、運命!!?」


 「赤い糸で結ばれてるんだ…」


 「……//」


 平気なツラして…甘い言葉を俺に囁く利遠。


 聞いている俺の方がテレて来る…


 瞳を閉じて聞いていれば…梓遠にマジで囁かれているみたいだ。


 一瞬だけ…俺は瞳を閉じるーー



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