《完》愛さずにはいられない【BL】
 「利遠とは上手くやれそうか?」


 「え、あ…」


 梓遠は平然と腰のバスタオルを剥ぎ取ってボクサーパンツを穿く。
 そして、ジャージに手を伸ばす。


 俺は衣擦れの音だけで心臓は破裂しそうなくらいドキドキ。
 意識しながらも俺も服を脱いだ。



 背中を向け合い…会話を交わす。


 「じゃあな~航お先でした…」


 「おおっ~」


 梓遠は脱衣所を出て行った。


 梓遠が出て行っても…ドキドキ感は止まらない。


 
 


 

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