《完》愛さずにはいられない【BL】
ACT6 隠れた優しさ
「お前…眠れなかったのか?」


 「別に…」


 利遠にクールに返す。

 しかし、さっき…脱衣所の鏡を見たが…目の下のクマは確かに目立っていた。


 「……何…俺に襲われると思って…警戒して眠れなかったのか?」


 利遠は俺の心のど真ん中をぶち抜いた。




 こいつにはもう…たぶん…俺…頭が上がらない。

 ><;;


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