《完》愛さずにはいられない【BL】
 みるみる顔を歪ませて…不機嫌モード。


 そして落ちた手紙をすべて近くにあったゴミ箱に捨てた。


 周囲は見て見ぬ振りしていたが…皆…利遠の行動に…驚いていた。


 「皆…自分の気持を懸命に文字にしてしたためているんだ…目を通すくらいは
しろ」


 「何だよ!?航お前は事情知ってるクセに…」


 利遠の眉が急角度に上がり…俺をギロリと睨む。

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