《完》愛さずにはいられない【BL】
ACT7 センパイの告白
 その夜。


 俺には重大な出来事が起こった。


 梓遠が俺たちに相談したいコトがあると…部屋にやって来た。


 「どうした?かなり深刻そうだな…」

 利遠は興味本位な様子。


 梓遠が俺に相談して来るなんてくるみに告白する時以来だった。

 「俺…先輩にコクられたんだ…」


 センパイ?


 「同じ部のキャプテンの柳田(ヤナギダ)先輩に…」



 「「!!!?」」



 梓遠は同じサッカー部のキャプテンの柳田先輩(男)にコクられて悩んでいた。


 悩むと言うよりも困っていると言った方がいい。


 


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