《完》愛さずにはいられない【BL】
 一瞬…利遠の言葉がわからなくなった。


 頭がボーッとしている隙に…利遠の顔が俺の顔に近づく。



 「……」


 塞がれた唇。


 俺は利遠にキス……された。



 慌てて…突飛ばしたが…既に遅し…俺は利遠にファーストキスを奪われた。



 「…お前の梓遠に対する気持ちが深いコトは分かってる…でも…」


< 84 / 120 >

この作品をシェア

pagetop