lastlove彼等教えてくれた
朝の記憶が頭を支配する…
「行ってきます〜」

そういって出かけたお兄ちゃん…いってきますって言ったお兄ちゃん次は私がお帰りっていわなきゃいけないんだよ?

そしてお兄ちゃんは私にただいまっていわなきゃいけないんだよ?

どうしてお兄ちゃんは帰ってこないの??

どうして電話だけがなってるの?

プープっとなる電話を戻し座ったままの体をおこして…リビングに向かった……
目をむける先はテーブル
そこには大好きなお兄ちゃんが食べるはずだったオムライスと私が一緒に食べようと思っていたオムライスが
寂しく机におかれていた…。

どうしてだろう。

いつもなら


「おい〜美羽〜早く食べようぜー!!」

「まってー!!」


どんなに私が帰るのが遅くなっても必ずいっしょに食べてた夜ご飯…。

でも今日は私1人なの……

だってそうだよね………
< 4 / 18 >

この作品をシェア

pagetop