lastlove彼等教えてくれた
けんにいは……
そっと口を開いた…
「拓が…」
お兄ちゃんが??
「美羽に…生きろって……」
えっ?
「美羽俺がいなくなっても1人じゃねぇって…あいつ事故が起こることわかってたみたいだったんだ……」
「な…んで…??」
震える唇を静かに動かした…
「あいつ事故が起こる前言ってたんだ…俺がいなくなったら…美羽に生きろって言っといてって美羽を任せたって…お前なら信用できるって……なんでだろうな…?」
「幸せになんなきゃいけない奴がさきにいっちまうんだろな…だったら俺が…」