桃色!



「はっすみくん!おはよー…ぶっ!!!??」


蓮見くんの拳が顔面にクリンヒット。

うん、ちょーど伸びをしたとこだったみたいですね。

はは、なんてタイミングの悪い…。



「わっ、高月さん!ごめん!今俺、グーパンチしちゃった!?あわわ……」


ふふっ、蓮見くん慌ててる。
かわいーなあ♪


……じゃなくて。


「あー、大丈夫大丈夫!!
顔面強打には慣れてるから!」


って、普通顔面強打になんか慣れるわけねーつの。


「ああ、高月さんよく顔面強打してるもんね~」


って、おい!納得すなー!!!






まあ、あたしたちの会話はいつもこんな感じなわけで。


蓮見くんがあたしを女の子として見てないのが、ひしひしと伝わってくるのは、まあいいとして!!


話すようになって発見したんだけど、蓮見くんはだいぶ天然要素があるみたい。


くうーっ!
とことん胸キュンさせるやっちゃのー!蓮見歩とやらわ!!




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