桃色!



だいたい、全く関わりがないのに、好きっ!なんて言われちゃあ、蓮見くんだってワケわかんないよね。

いや、多分そんな子だって沢山居るんだろうけど!
あたしのスーパーネガティブ思考で考えると、こーゆう結論になっちゃうわけね。


蓮見くんの性格とかだって、遠巻きに見た感じでしか知らないのに、好きってね…。

あたしにはそこら辺が、どーもおかしく感じてしまう。


んー、あたし、顔だけで好きになるような人間じゃなかったと思うけどなー。


あたしの中の何かが、蓮見くんが好き、と思うのを妨げてるってゆうかね。

やっぱ、関わりがないってゆうのが痛い。

だったら話せばいいじゃーん!って、普通の人だったら、そんな考えにたどり着くんだろうけど。

何回か言ったよーに、あたしはネガティブな所があるわけで。

そーゆう、勇気ありあり、イケイケドンドン!みたいな行動は、やっぱ何かきっかけがないと無理なわけでしてねー。


なので。
蓮見くんを憧れの存在とすることで、自己解決しちゃってるわけなんですね。

あうぅ、あたしの小心者!!



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