幼馴染みは男嫌い


ちらっと見た理人は完全に呆れてた


う〜…ごーめーんー





ふぅ。
ってため息をつきながら

口をおおってた私の手を外す




「よし。待つ」



歯を見せずにフって笑って
私の頭をクシャクシャ撫でる



「ごめんね…私、頑張るから」



「ゆっくりで良いよ。頑張らなくて良いから
もう一回言ってよ」

「え?」

「俺の事、好き?」


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