教室のすみっこ
振り向くと、めちゃくちゃ美人な女の子がニコニコしてたっている。

「あの・・・どなた?」

「えっと。私、かなめちゃんの友達の、尚(なお)って言います!」

「へ?」

嘘・・・だろ?この女の子が・・・かなめの友達?

俺の後ろでざわざわと声がする。たぶんクラスのやつらが聴いて驚いているんだろう。

ってゆうか、確かにこれはおどろかざるをえないだろ・・・・。

だって・・・なんてゆうか、正反対の性格ぽいてゆうか・・・。

「尚・・・・」

かなめが言った。

あ、やっぱ友達なんだ・・・・。

「あーかなめちゃーん。呼んでくれてありがとね」

「うん・・・・」

「はー。かなめちゃん今日もかわいいなぁー・・・。ってか、なんでこんなジャージ姿なの?!」

「え・・・・だって・・着ていくのが・・・」

そう、かなめは今日ジャージ姿だったのだ。咲ほか女子は、すごいおしゃれをしているとゆうのに。

「あるじゃない!私はこのまえ渡した服!」

「あれは・・・派手すぎってゆうか・・・」

「いいの!あれ着たかなめ超かわいかったんだよー」

まじでか。見たい。超みたい。

「えと・・・尚・・ちゃん?」

俺はとりあえず、話しかけることにした。

「だよね?」

「あ、はい!そうです」

「そうなんだー。・・・えとね、・・・?」

なんだろう、尚ちゃんが俺の顔をじっと見ている。

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