教室のすみっこ

3連休

放課後の教室、まだ結構な人数が残っていた。かなめもまだいつものすみっこのところで本を読んでいた。


「きゃっふうううううううう!!」

「やほおおおおおおおおおおおおおおおおお」

俺と啓太のテンションは絶頂にたっしていた。

なぜかというと

「3連休じゃああああああああああああ」

「なぁどこいく?どこいく?」

「どこいくーーー??」

ちょんちょん

俺は方をつつかれた。振り向くと、咲がいた。

「なんだ?咲」

咲はニコニコ笑って俺に話してきた。

「あのね遊。3連休一緒に遊ばない?」

「は?」

「今3連休じゃん?で、クラスの人たち誘ってどっか泊まりに行かない?」

「おぉーーそれいいじゃん!」

啓太が話しにはいってきた。

「え!?ちょッ啓太!」

「いいじゃんかー」

啓太は俺だけに聴こえるように小声で言ってきた。

「咲には悪いけど、ここで貞子を誘えばいいんじゃね?」

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