俺の天使

「萌香って名前なのか。
 可愛いね~気に入った♪」

「兄貴彼女いんだろ。萌香に手出すなよ」

「出しませんよーだ!
 俺はマイハニーに会いに行ってくる!」

「勝手に行けば」

「冷たってか怖」


そう言って兄貴は彼女の元へ向かった。
そして俺と萌香は俺の部屋へ。


「萌香、ちょっと待ってて」

「なんで?」

「…きたないから」

「気にしないけど…待ってるね」

「サンキュ」


俺はそう言って急いで部屋を片付けた。


「萌香、ごめんな。入って」

「大丈夫だよ、じゃぁ…お邪魔します」


萌香は遠慮がちに俺の部屋に入った。


「あ、綺麗じゃん」

「がんばったからな」

「そうなんだ」


萌香は優しく微笑んでいた。
すごく綺麗な笑顔でなんか嬉しくなった。


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