俺の天使

「萌香、飲み物何がいい?」

「何がある?」

「コーヒー、紅茶、あとは
 オレンジジュースとかお茶かな」

「じゃぁ…オレンジジュースがいい」


オレンジジュースなんだ。
紅茶とかかなって思ってたけど違うのか。
俺がそんな顔してたのか、


「紅茶もコーヒーも飲めないの」


恥ずかしそうに頬を赤くしながら答えた萌香。
その顔ヤバい、可愛すぎる…


「なぁ萌香」

「へ?」



ちゅっ



萌香がこっちを向いた瞬間にキスをした。


「なっ…ちょ、遥樹!」

「んん~?」


焦ってる萌香。


「もう!」

「ごめんね」


俺は萌香に謝った。耳元で。
それがいけなかったのか、


「気持ちがこもってません!」


って言われた…。


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