俺の天使
「飲みもんとって来るな」
俺は萌香の頭の上に手を乗せた。
「あたしも行く」
「萌香は待ってて、お客さんだろ?」
「部屋に一人は寂しい」
「そっか、じゃぁ一緒に行こ」
「うんっ」
一階におり飲み物を持って部屋に戻った。
ちなみに俺はコーヒー。
コーヒーを飲むと萌香からキラキラした視線が送られてくる。
恥ずかしかった。
でも萌香の新しい一面が見れて嬉しいのも事実。
「飲み物も持ってきたし、勉強するか」
「…うん」
「大丈夫だよ、ゆっくりしよーな」
「…ありがと」
毎回思うけどその顔反則だから。
そそられる…。
綺麗なくちびるにキスしたくなるんだ。
そんな事を考えてたのが悪いのか萌香にまたキスしてた。
何回も、角度を変えて。
その度に゙ちゅっ、ちゅっ゙と音がなる。
そして萌香の口から時々゙声゙が漏れる。
゙声゙を聞いてる俺の気持ち分かるか?
もっとしたい。
でも、大事にしたい。
いろんな気持ちがまざるんだよ。
それくらい萌香のことが大切なんだ。