神様からの贈り物



-グシャ-


思わず手に持っていたそれを
握りつぶしてしまう。


いけない、いけない。


これお金だよね。


あの人は私に
お金をやればいいって思ってるみたいで、


他に私にしていることといえば・・・


何もないかもね。


あの人にとっては、お金は道具同然。


だから私はこんなお金なんて嫌い。


こんな生活いやだよ・・・。


メモ書きをびりびりに破いて、
自分の部屋に向かった。





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