時空をこえて貴方に恋をする
…………………
「ハァハァ…ッ!」
キン…
刀と刀がぶつかりあう音…
私は、限界に近かった
ヤバッ…
シュッ
相手が刀を振り落としたのを
何とかよけた
「女のくせにやるな」
「ハァハァ、女…だからって…なめんじゃねぇ…ハァハァ」
「強がっちゃって…
じゃ、さっさと消えて貰うぜ」
キン…
「ッ!?」
「だから、女は弱いんだよ、死ね!!」
もう、ダメだ
と思った時…
ザシュ
「ギィャァァァァ!!」
誰かが、相手を切った
誰?
顔を上げると…
「総司さん!」
総司さんだった
「…大丈夫ですか?」
「はい!ありがとうございます!」
「無理はしないで下さいね!」
「はい!」
「おらぁ!!」
ザシュ
私達の周りを10人ぐらいの人が囲んでいた
「まだ、いるの!?」
私達は、もう限界だった
「奈緒さん、後ろ任せましたよ!」
「はい!!」
私達は、戦った
ザシュ
ドカッ
バサッ
最後の2人になり
1人を切った時……
「ッ!?ガハッ!!」
………
総司…さん?
「総司さん!?」
………………………