毒舌最強少女の日常
ヤキモチ?なにそれ食えるの?



ある日の午後、
瑠偉とトシ、ついでに原田さんはお茶を飲んでいた。


しかし


「副長の初恋って、何時だ?」


原田の言葉に、瑠偉はお茶を噴いた。

隣にいた土方はピシッと固まる。




「副長って絶対経験豊富だろ?瑠偉にももう手を出したんだろ?――って、痛い!痛い!スミマセン!なんかスミマセン!」


「死んで下さい原田さん。キモイウザイ馬鹿阿呆。屑といったら屑に失礼なほど屑だな。」


「…減給してやる、ありがたく思え。」




原田は余計なことばかり口にしたために、瑠偉と土方からフルボッコの刑に処された。


……話を戻そう。



「いや、ホラ。気になるじゃん。経験豊富で余裕綽々な人の淡く甘酸っぱい初恋。」


顔に青あざを作りながらもそう言った原田。




< 133 / 202 >

この作品をシェア

pagetop