毒舌最強少女の日常
(つか………クラクラする。)
強いお酒なのだろうか、と思った瑠偉だが、実はコレ、弱い酒なのだ。
「おい、瑠偉。大丈夫か?」
酒を飲んでから一言も発しない瑠偉を見て、
不味かったのだろうか。と心配になった土方。
『………。』
「……お、おい。」
土方は瑠偉の顔を覗き込む。
ぱちっと、目が合った瞬間
「――――っ!!」
瑠偉は、土方に抱きついてキスをした。
『へへー、トシ、顔真っ赤ぁー。』
頬を緩ませ、笑う瑠偉。