毒舌最強少女の日常





(つか………クラクラする。)


強いお酒なのだろうか、と思った瑠偉だが、実はコレ、弱い酒なのだ。




「おい、瑠偉。大丈夫か?」


酒を飲んでから一言も発しない瑠偉を見て、
不味かったのだろうか。と心配になった土方。





『………。』


「……お、おい。」




土方は瑠偉の顔を覗き込む。



ぱちっと、目が合った瞬間




「――――っ!!」


瑠偉は、土方に抱きついてキスをした。



『へへー、トシ、顔真っ赤ぁー。』



頬を緩ませ、笑う瑠偉。





< 31 / 202 >

この作品をシェア

pagetop