毒舌最強少女の日常
そんな山崎を見て、逃げ場はないと判断した瑠偉。
―――まぁトシに比べたら不逞浪士なんて…
『クズですね。』
「何が!?」
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『山崎ー。』
「おっ。終わったんかいな。」
『収穫あり。』
瑠偉が親指をグッと立てると、山崎はニカッと笑った。
「どんな感じやったん?」
『いや、なんか京の人たちを無差別に斬る……みたいなこと言ってた。』
けっこう凄いことをサラッと言った瑠偉。
その言葉で、あんぐりと口を開ける山崎。