毒舌最強少女の日常



「あ、ああああかんやん!いつ!いつからやねん!」


山崎は瑠偉の肩を掴んで揺さぶった。


『な、7日後って、言っ、てまし、た!』


途切れ途切れになりながらもそう言うと、
山崎は一瞬で忍装束に着替え


「わいは局長んとこに行って知らせてくるさかい、瑠偉は副長の相手をしよって!」


『え、トシは会議に参加しなくていいのか?』


「今日ぐらいええやろ。最近徹夜続きやったし。7日後ならまだ猶予はある。わいも局長に伝えたら戻ってくる。」


そう言って、屋根の上を移動しながら、屯所へと去っていった。




『……まじか。』


会議があるなら、トシの相手をしなくても良いかもしれない、と瑠偉は考えていたが



(…そうもいかないようだな。)



ため息をついて、土方が居るであろう部屋に向かった。




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