毒舌最強少女の日常




しかし、土方はそんなことに一切気にすることなく、瑠偉の髪に指を絡める。



「これ……ヅラか?」


『言い方悪いなオイ。まぁヅラだけど。』


「そうか……。やっぱお前は髪が長い方がいい。」



そしてそのまま瑠偉の後頭部に手をやり


『―――っん!?』



口付けをした。


啄むような口付けを何度も何度も繰り返す土方。



『ちょっ…、お、オイ…っ!』


「口付けのときぐらい黙って集中してろ。」




いつになく強引な土方。


瑠偉はされるがままになっていた。




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